おまとめローンおすすめ12選

おまとめローン

複数の銀行や消費者金融から借入がある場合には、おまとめローンを利用して返済を楽にシンプルにできます。

おまとめローンは例えば、A社100万円、B銀行70万円、C金融100万円といった返済をしている場合に、別のX社のおまとめローンで270万円を借り入れしてA社100万円、B銀行70万円、C金融100万円を一括返済し、その後、X社に対してのみ返済をしていくというものです。

今、借入をしている銀行や消費者金融の金利よりおまとめローンの金利の方が低い場合はトータルの支払額も大きく変わります。そして、複数の返済ではなく一社にまとめることで収入と支出を把握しやすくなりますし、振り込みの手間なども軽減させられるのがおまとめローンです。

ただし、今、借入をしている銀行や消費者金融の金利よりおまとめローンの金利が高い場合は総支払額がおまとめをしたことで増えてしまうので注意も必要です。

消費者金融おまとめローンおすすめ6選

まず、消費者金融のおまとめローンをご紹介したいと思います。

消費者金融でおまとめローンというイメージはあまりないかもしれませんが、実は消費者金融にもおまとめローンがあります。

どうしても消費者金融=金利が高いというイメージもありますし、どちらかというとおまとめローンで借りるほうではなく消費者金融の借金を別の銀行でおまとめするようなイメージかもしれませんが、消費者金融にもおまとめローンがあるんです。

まずは表で金利と限度額、返済期間についてさっと確認してみましょう。

サービス名金利限度額返済期間
プロミスのおまとめローン6.3~17.8%1~300万円最長10年
レイクALSAのアルサdeおまとめ6.0~17.5%1~500万円最長10年
アイフルのおまとめMAX3.0~17.5%1~800万円最長10年
SMBCモビット3.0~18.0%最大500万円最長13年4ヵ月
アコム借換え専用ローン7.7~18.0%1~300万円最長13年7ヵ月
中央リテール10.95〜13.0%1~500万円最長10年

消費者金融のおまとめローンは、下限金利が3パーセント程度からとなっていますが、上限金利はカードローンなどと同様な水準です。限度額は500万円が多く、10年返済のところが多いようですね。

注意したいのは、おまとめローンでも上限金利が18%など高く設定されているところがあるという点です。これは、もちろん利息制限法の範囲ないですので問題はないのですが、決して金利として低い水準ではありません。

金利は利息制限法という法律で上限が定められています。

10万円未満 20% 10万~100万円未満 18% 100万円以上 15%

おまとめローンの18%は100万円未満の場合の上限ギリギリの金利です。ですので、今、17,8%などの金利で複数の業者から借金をしている場合などは、金利18%のおまとめローンを利用すると、金利が高くなってしまうのです。

「とにかく、おまとめできればいい」と必死になって金利を見逃してしまうことがないように注意しましょう。

最短 30 分で審査が終了する!プロミスのおまとめローン

プロミスは、大手消費者金融ならではの最短で30分というとても早い審査のスピードが魅力です。

そして、プロミスのおまとめローンは総量規制の対象外となるため、年収以上の借入にも対応できます。借入の金額が多い人や前年度の収入が低い人などにとって総量規制の対象外になっているのは大きなポイントになります。

また、自社商品の別のカードローンを利用している場合にもおまとめができます。

プロミスのおまとめローンは、利用の際に他社を解約しなくてもOKです。ただし、せっかくおまとめローンを利用しても他社からまた借りてしまったらおまとめした意味がなくなってしまいますので計画的な利用をしましょう。

プロミスのおまとめローンを利用できるのは、20歳以上65歳以下の安定した収入がある人です。収入があればパートやアルバイトの方でも利用できます。

担保・保証人は不要で、審査を通過した場合は直接借入先に振り込みがされる仕組みになっています。

金利6.3~17.8%
限度額1~300万円
総量規制以上の借入OK
返済期間最長10年
返済回数最大120回
返済方式元利定額返済方式

総量規制の対象外のレイク ALSA のアルサ de おまとめ

消費者金融のレイクALSAにはおまとめ専用のローン商品が用意されています。

こちらのおまとめローンは総量規制の対象外のため、年収以上の借入にも対応しています。前年度の収入が少なかった人でもおまとめローンを利用しやすくなっています。

そして、消費者金融ですので審査のスピードが速いのも魅力です。

レイクアルサでは、申し込みから最短即日で審査が受けられます。ですので、1日もはやく審査をうけておまとめしたいという方にも向いています。

Web申し込み後にオペレーターに電話をすれば、急いで審査をして貰えるというサービスもしています

こういった早さに重点をおいたサービスは消費者金融ならではというところです。

サービス名レイクALSAのアルサdeおまとめ
金利6.0~17.5%
限度額1~500万円
総量規制以上の借入OK
返済期間最長10年
返済回数最大120回
返済方式元利定額返済方式

2種類のおまとめローンがあるアイフル

アイフルにはおまとめローンが2種類あります。

こちらのおまとめローンは、カードローンなどだけでなくショッピングリボも一本化の対象になっているのが特徴です。ですので、クレジットカードのリボ払いが苦しく悩んでいるという方も利用できます。

そして、アイフルは他の大手消費者金融とは異なって、独自審査が可能で利用しやすいのも特徴のひとつです。

総量規制の対象外のおまとめローンですので、おまとめの総額が収入の1/3を超える場合でも利用できます。

アイフルのおまとめMAXは、アイフルを利用中もしくは利用したことがある方が対象です。そして、かりかえMAXはアイフルを初めて利用する人が対象となっています。

限度額が大きく800万円まで(銀行のおまとめローンは500万円までが多い)おまとめローンの上限金利は17.5%と低めの設定となっています、カードローンの金利が18%のところが多いので金利が低いことが解ります。そして、クレジットのキャッシングなどにも対応しているため便利に利用できます。他社の場合はまとめられる出金の中にクレジットカードのリボ払は対象外というところもありますのでアイフルの特徴といえます。そして、大手消費者金融ですので、審査スピードもとても速く急ぎの融資にも対応できます。

サービス名アイフルのおまとめMAXかりかえMAX
金利3.0~17.5%3.0~17.5%
限度額1~800万円1万~800万円
総量規制以上の借入OKOK
返済期間最長10年最長10年
返済回数最大120回最長120回
返済方式元金定額返済方式元利定額返済方式

在籍確認なしで契約できる!SMBC モビット

SMBCモビットのおまとめローンは、2022年2月28日からスタートした新しいサービスです。モビットでおまとめの対象はモビットの既存の利用者となっています。

返済回数は最大で160回とながめの設定になっているため、毎月の支払いを軽減させることができます。申し込みから融資までの期間は翌営業日以降とスピーディーで、利用限度額は500万円となっています。

そして、何かと面倒なことも多い在籍確認の電話ですが、在籍確認なしで利用できます。在籍確認が嫌だ・・・絶対に会社の人には知られたくないという場合でも利用しやすいのはうれしいですね。

対象となるのは、消費者金融・クレジットカードでのキャッシングなどとなっています。最大で160回払い(13年4ヶ月)という返済期間を利用できるのはモビットの特徴です。

サービス名SMBCモビット
金利3.0~18.0%
限度額最大500万円
総量規制以上の借入OK
返済期間最長13年4ヵ月
返済回数最大160回
返済方式元利定額返済方式

おまとめ専門の消費者金融!中央リテール

中央リテールは、おまとめローン専用の消費者金融です。おまとめローン専門でスムーズに利用できますし、申し込みから最短2時間で審査が完了します。そして、総量規制以上の借入も可能です。

サービス名中央リテール
金利10.95〜13.0%
限度額1~500万円
総量規制以上の借入NG
返済期間最長10年
返済回数最大120回
返済方式元利均等方式

借り換えに特化した!アコム借換え専用ローン

消費者金融のアコムにはおまとめ専用のローンがあります。

アコムの借り換えローンは 貸金業者債務の借換えで、貸付利率(実質年率) 7.7%~18.0%です。ただし、上限が300万円までとやや低い設定ですので注意しましょう。

アコム借換え専用ローンは担保と連帯保証人は不要です。

サービス名アコム借換え専用ローン
金利7.7~18.0%
限度額1~300万円
総量規制以上の借入OK
返済期間最長13年7ヵ月 返済金額2.0%以上の場合 借入日から最長8年0ヵ月・1~95回 返済金額1.5%以上の場合 借入日から最長12年3ヵ月・1~146回
返済回数最大146回 返済金額 貸付金額の2.0%以上または貸付金額の1.5%以上  
返済方式元利均等返済方式

アコムの借り換えローンの申し込み方法は以下の通りです。

はじめての場合インターネット 自動契約機(むじんくん) 電話
アコムを利用中の場合アコムコールセンター 0120-07-1000

初回利用かどうかで申し込み方法がことなるため注意してください。今、アコムを利用している方は借り換えローンはインターネットや無人機からの申し込みができず、フリーコールのみとなります。また、アコムのカードローンは上限が800万円なのに対して借り換えローンは300万円までですので、このあたりの金額についてもしっかりと確認されることをオススメします。

また、アコムの借り換えローンは総量規制の対象外となっていますので、収入の1/3を超える借入れもできます。

申し込みできるのは、20歳以上で安定収入と返済能力がある場合です。勤続年数が長い人や年収が高い人は借り換えローンの審査でも有利といっていいでしょう。

また、アコムの借り換えローンに限ったことではありませんが、ブラックリストの方などは審査落ちしてしまうので利用できません。

 銀行おまとめローンおすすめ4選

消費者金融のおまとめローンについてご紹介してきましたが、ここからは銀行のおまとめローンをご紹介したいと思います。

銀行のおまとめローンは審査は消費者金融ほど早くありませんが、金利の上限が消費者金融より低く設定されているのが特徴です。

また、楽天銀行のように利用しているとポイントが貰えるカードローンもありますし、auじぶん銀行はauユーザーでなくても利用できますが、auユーザーの場合には得点があります。

また、みずほ銀行のように住宅ローン利用者は金利が下がるという銀行もあります。

また、今回は紹介していませんがろうきんや信用金庫などにもおまとめローンとして使える金融商品が用意されています。

楽天銀行スーパーローン1.9〜14.5%10〜800万円1年ごとに 自動更新
東京スター銀行のスターワン乗り換えローン9.8〜14.6%30~1,000万円最長10年最大120回
auじぶん銀行カードローンの借り換えコース1.48~17.5%10〜800万円1年ごとに自動更新
大手メガバンク!みずほ銀行カードローン2.0%~14.0%最長10年

 楽天市場のポイントがつく!楽天銀行スーパーローン

楽天銀行のカードローンは、インターネット通販大手の楽天グループの銀行です。

定期的に金利が半額になるキャンペーンも行われているのも特徴です。ネット銀行なのでWebから24時間365日申し込めて来店不要というのも便利です。

そして、楽天銀行カードローンは総量規制以上の借入が可能となっています。

おまとめ専用のローンではありませんが、金利が安くなるキャンペーンなどを利用しておまとめローンとしてカードローンを利用できます。

また、楽天銀行カードローンを利用していると楽天市場などで使えるポイントを貰えるのも魅力です。楽天銀行には専用のアプリもありますし、いろいろな情報を見たり手続きの変更をしたりがすべてインターネットでできるのも便利です。

サービス名楽天銀行スーパーローン
金利1.9〜14.5%
限度額10〜800万円
総量規制以上の借入OK
返済期間1年ごとに 自動更新
返済回数
返済方式残高スライドリボルビング返済方式D

大手都市銀行の!みずほ銀行カードローン

みずほ銀行のカードローンはおまとめ専用のローンではありませんが、おまとめローンとしての利用もできます。金利が安く、限度額が大きいためおまとめローンとして利用して一本化するという利用が可能です。

金利が年2.0%〜14.0%と低く800万円まで借りられるので複数のローンをここでまとめて金利を低くすることもできます。

そして、毎月の引き落としの返済とは別にATMで任意返済が可能です。何より、大手メガバンクという安心感もうります。また、みずほ銀行の住宅ローンを利用している場合は金利が年0.5%引き下げられますのでよりお得です。

加えて、みずほ銀行のカードローンは、正社員だけなくパートやアルバイト、自営業の方でも申し込みが可能となっています。低金利でおまとめローンを組みたいひとやみずほ銀行の口座を持っている人、メガバンクの安心感が欲しいという方に向いているカードローンです。

サービス名みすぼ銀行
金利2.0%~14.0%
限度額10〜800万円
総量規制以上の借入OK
返済期間1年ごとに 自動更新
返済回数
返済方式残高スライド方式

ネット銀行東京スター銀行のスターワン乗り換えローン

東京スター銀行はおまとめローンに強いネット銀行として知られています。

「スターワン乗り換えローン」は、おまとめローン専用のローン商品で年収200万円以上の給与所得者が利用できるローンです。

30万円以上1,000万円以下と大きな金額にも対応しているのが特徴で申し込みはインターネットで行いますので来店する必要はありません。

東京スター銀行の通常のスターカードローンαとは別の商品で、複数の借り入れを1つにまとめるためのローンとなっています。総量規制の対象外となるため、年収の1/3を超える借入もできます。

契約社員や派遣社員でも借入ができますが、バートやアルバイトの場合は利用できないので注意してください。

また、東京スター銀行スターワン乗り換えローンは繰り上げ返済も可能となっています。

サービス名東京スター銀行のスターワン乗り換えローン
金利9.8%・12.5%・14.6%
限度額30~1,000万円
総量規制以上の借入OK
返済期間最長10年
返済回数最大120回
条件・申込時の年齢が満20歳以上、65歳未満 ・給与所得者(正社員・契約社員・派遣社員) ・年収200万円以上 ・保証会社(株式会社スター・ビジネス・ファイナンス)の保証が受けられる
使用用途・申込本人に対する無担保個人向けローンの借り換えおよびおまとめ (対象:金融機関(銀行・信用金庫・信用組合・労働金庫・農業協同組合・信販会社・カード会社・消費者金融会社等)のローンに限る) 事業性資金は除く
返済方式元利均等月賦返済

au じゃなくても大丈夫!au じぶん銀行カードローンの借り換えコース

auじぶん銀行カードローンはauユーザーではなくても利用できるおまとめローンです。

auじぶん銀行カードローンはネット銀行ならではの低金利でおまとめローンとして優秀な金融商品となっています。

auユーザーではなくとも申し込みも利用も可能ですが、auのユーザーであればね金利優遇サービスがありますのでお得です。

カードローンの借り換えコースというタイトルどおり、カードローンになりますが借り換えに利用できるという商品です。

借入限度額が800万円までと大きな金額の借入にも対応していますが、総量規制の対象になっているカードローンですので、年収の1/3を超える借入はできせん。

こちらの借り換えローンは、auのユーザーで得点がある人。そして、総量規制があっても大丈夫という人です。前年比の収入が低い方などは総量規制に留意して申し込みをしましょう。

サービス名auじぶん銀行カードローンの借り換えコース
金利1.48~17.5%
限度額10〜800万円
総量規制以上の借入NG
返済期間1年ごとに自動更新
返済回数
返済方式残高スライドリボルビング方式

ここまで、銀行系のおまとめローン、そして、消費者金融系のおまとめローンをトータル10社ほどご紹介しました。

各銀行や消費者金融ごとにおまとめローンの内容・・・金利や総量規制の対象かどうか、返済方式や返済期間などがすべて異なります。

「どこでも同じでしょ」と適当に決めてしまうことがないように、まずは、しっかりと内容を確認してください。そして、今、借りているローンの金利などと比較をして自分にとって有利な条件でおまとめできるところをさがすようにしましょう。

金利と返済期間、そして、申し込みの方法や必要書類などはすべて各消費者金融や銀行のホームページで確認できます。

サービス名金利限度額総量規制以上の借入返済期間返済回数返済方式
プロミスのおまとめローン6.3~17.8%1~300万円OK最長10年最大120回元利定額返済方式
レイクALSAのアルサdeおまとめ6.0~17.5%1~500万円OK最長10年最大120回元利定額返済方式
アイフルのおまとめMAX3.0~17.5%1~800万円OK最長10年最大120回元金定額返済方式
SMBCモビット3.0~18.0%最大500万円OK最長13年4ヵ月最大160回元利定額返済方式
アコム借換え専用ローン7.7~18.0%1~300万円OK最長13年7ヵ月最大146回元利均等返済方式
三井住友カードのカードローン1.5~15.0%最大900万円できない最長15年1ヵ月最大181回元金定額返済方式
中央リテール10.95〜13.0%1~500万円できない最長10年最大120回元利均等方式
楽天銀行スーパーローン1.9〜14.5%10〜800万円OK1年ごとに 自動更新残高スライドリボルビング返済方式D
ろうきんのおまとめローンアシスト5005.0%最大500万円OK最長10年最大120回元利均等毎月返済、元利均等加算併用返済
信用金庫のおまとめローン「リンク」7.0〜11.0%最大500万円OK3ヵ月以上10年以内最大120回元利均等返済、元金均等返済
東京スター銀行のスターワン乗り換えローン9.8〜14.6%30~1,000万円OK最長10年最大120回元利均等月賦返済
auじぶん銀行カードローンの借り換えコース1.48~17.5%10〜800万円できない1年ごとに自動更新残高スライドリボルビング方式    
大手メガバンク!みずほ銀行カードローン2.0%~14.0%10万円~800万円最長10年残高スライド方式

おまとめローンに関するよくある質問

質問1.おまとめローンは借入何社から利用できますか?

回答1.おまとめローンの借入は「何社から」という決まりはありません。ただし、おまとめローンという性質上、複数の金融機関からの借入をしている人が「ひとつにまとめて完済を目指す」というものですから、最低でも2社以上の借入をしているケースが想定されます。

もし、1社からの借入の場合はおまとめではなく借り換えという表現になります。借り換えの目的は金利を少しでも低くすることにあります。

また、たくさんの業者から借入をしていてトータルの貸付額が大きい場合はおまとめローンの総量規制にひっかかってしまう可能性もありますので、総量規制の対象から外れているタイプのおまとめローンを利用するようにしたほうがいいでしょう。

質問2.審査に通らない原因として考えられるのは?

回答2.おまとめローンの審査通らない理由は公開されていませんが、いくつか原因が考えられます。

まず、収入証明などの必要書類があります。必要書類に不備がある場合は申し込みをそもそもできない場合や審査落ちするケースがあります。おまとめローンの必要書類は「収入証明」「身分証」などてす。

収入証明は以下のものが必要なので事前に準備をしておかれるといいでしょう。

正社員、契約社員、派遣社員、パート、アルバイト給与明細書(現在のお勤め先で発行された直近の連続2ヶ月分)・納税通知書(収入額の記載がある最新発行のもの)・源泉徴収票・課税証明書
個人事業主、フリーランス納税通知書・確定申告書・支払調書・課税証明書
年金受給者納税通知書(収入額の記載がある最新発行のもの)・年金証書・年金通知書・課税証明書

必要書類を揃っているのに審査に通らない場合は、返済能力に問題があるとされたケースも考えられます。返済能力に問題があるとされるのは「信用情報機関に事故情報が登録されている」いわゆるブラックリストの状態になっている場合が考えられます。

そして、他にも総量規制の対象になっているおまとめローンの場合、総量規制にひっかかっている可能性もあります。総量規制は、法律で定められた決まりで、申し込みをした人の前年度の年収の1/3以上を超える貸付ができないというもの。例えば、年収が900万円の場合は300万円までということになります。

おまとめローンは金額が大きくなりやすいので総量規制にひっかかって審査落ちしたケースもあるでしょう。ただし、総量規制の対象になっていないおまとめローンも実はあります。

総量規制の例外
顧客に一方的に有利となる借換え 借入残高を段階的に減少させるための借換え 顧客やその親族などの緊急に必要と認められる医療費を支払うための資金の貸付け 社会通念上 緊急に必要と認められる費用を支払うための資金(10万円以下、3か月以内の返済などが要件)の貸付け 配偶者と併せた年収3分の1以下の貸付け(配偶者の同意が必要) 個人事業者に対する貸付け(事業計画、収支計画、資金計画により、返済能力を超えないと認められる場合) 新たに事業を営む個人事業者に対する貸付け(要件は、上記⑥と同様。) 預金取扱金融機関からの貸付けを受けるまでの「つなぎ資金」に係る貸付け(貸付けが行われることが確実であることが確認でき、1か月以内の返済であることが要件)

つまり、おまとめローンの中には、この総量規制の対象外になっている商品があるので、総量規制でひっかかっている場合は総量規制の対象になっていないおまとめローンを探して再度申し込みを検討してもいいかもしれません。

このように、おまとめローンに審査に落ちてしまう理由は複数考えられます。当然ですが、債務整理などをしたことがあるなどで信用情報機関に事故情報が登録されている場合ですが、この場合はどのおまとめローンでも他のクレジットカードやカードローンでもまず審査には通りません。

そして、総量規制の関係や必要書類が揃っているかなど様々な理由が考えられます。

審査に落ちてしまった理由は銀行も消費者金融も教えてくれないので、自分で「心当たり」を推察するしかありません。信用情報に関しては、本人が開示請求ができますので「もしかしたら・・・」という場合は開示してみてもいいかもしれません。

最後に、おまとめローンの申し込み情報も信用情報機関に登録されますので短い期間でいくつものおまとめローンに申し込みをすると「申し込みブラック」という状態になってしまう可能性もあります。

申し込みブラックの場合は数ヶ月程度置いてから再度、別のおまとめローンに申し込みをしてみるといった対応ができます。

まとめ

今回は、オススメできるおまとめローンについてご紹介しました。

今回はご紹介しなかったろうきんや信用金庫などにもおまとめローンがありますし、ネット銀行のおまとめローンは他にもいろいろな金融商品があります。

銀行だけでなく大手消費者金融にもおまとめローンがありますし、中央リテールのようなおまとめローン専用の消費者金融もあります。いろいろな金融商品がありますので比較検討はとても大切です。

おまとめローンを利用して計画的に返済ができるというメリットはありますが、今、借り入れをしている金利とよく比較をして申し込みをしないと「おまとめローンの方が金利が高かった」というケースもありますので注意が必要です。

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