カードローンの審査が甘いはありえる?

カードローンの審査は甘いはありえない!返済能力などをチェックされる

カードローンを借りるときには申し込みをして審査を受けてから「借りられるかが決まる」というのが一連の流れです。問題になるのがこの審査の部分で、消費者金融も銀行も審査の結果はもちろん教えてくれますが、審査の具体的な基準や「どうしてだめだったのか」も「どうしてOKなのか」も教えて貰えません。

審査の具体的な内容はシークレットなのですが、審査が甘いカードローンはあるのでしょうか。できれば「甘い審査」でお金を借りたいということもあるでしょう。

今回はカードローンの審査に関する法令や基準、信用情報についてご説明したいと思います。

貸金業法15条及び第16条の観点からカードローンは甘い審査ではない!

結論から申し上げるなら、カードローンの審査が「甘い」ということはありません。というのも、まず、カードローンは必ず審査をしてから貸付けを行う必要があるのです。

そして「審査が甘いですよ」とか「審査をしていませんよ」という広告は法律で禁止されているのです。

(貸付条件の広告等)
第十五条  貸金業者は、貸付けの条件について広告をするとき、又は貸付けの契約の締結について勧誘をする場合において貸付けの条件を表示し、若しくは説明するときは、内閣府令で定めるところにより、次の各号に掲げる事項を表示し、又は説明しなければならない。

引用:貸金業法 第15条第1項(貸付条件の広告等)

(誇大広告等の禁止)
第十六条  貸金業者は、その業務に関して広告又は勧誘をするときは、貸付けの利率その他の貸付けの条件について、著しく事実に相違する表示若しくは説明をし、又は実際のものよりも著しく有利であると人を誤認させるような表示若しくは説明をしてはならない。

2  前項に定めるもののほか、貸金業者は、その業務に関して広告又は勧誘をするときは、次の各号に掲げる表示又は説明をしてはならない。

引用:貸金業法 第16条の2第(契約締結前の書面の交付)

このような法律のルールがある以上「甘い審査」を消費者金融などが広告することはまず考えられません。もし「うちは審査が甘いですよ」と広告してしまうと「実際のものよりも著しく有利であると人を誤認させるような表示」に該当してしまう可能性もあります。

ですので、法律という観点から見ても審査が甘いというカードローンはありえないのです。

そして、消費者金融も銀行もローン審査の詳細は公開していませんし、例え本人であったとしてもどうして審査落ちしたのかやどうして審査に通ったのかを教えることはありません。

勤務先と勤続年数で返済能力があるか。貸金業法第13条による収入調査の必須性

消費者金融や銀行は「お金を貸して、利子をつけて返して貰うこと」てビジネスが成り立っています。ですので、ちゃんと返済能力があるかはしっかりとチェックしています。

返済能力の有無をひとつの項目だけで判断することはありませんが、その基準のひとつが「年収」です。

今、多重債務などが社会問題なっているので「返済能力を超えた貸付け」は規制されています。返済能力の調査は消費者金融も銀行も必ず行わなければなりません。これもまた法律で決まっています。

貸金業法 第13条第1項
(返済能力の調査)

貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。

引用:貸金業法 第13条第1項(返済能力の調査)

消費者金融も銀行もお金を貸すときには必ず「返済能力の調査」が必要になります。ですので、審査を甘くしてたくさお金を貸す・・・といったことはできないのです。

年収と総借入額の確認。年収の三分の一を超える貸付は禁止

返済能力以外にも守らなければならないルールがあります。それが総量規制です。

総量規制は賃金業法で定められている「年収の3分の1以上はお金が借りられない」法律のルールで消費者金融も銀行も必ずまもらなればなりません。。

例えば、年収が1200万円の方が借り入れをしようとすると400万円までとなります。すでに200万円を借りているような場合とすれば、のこりは200万円までです。

貸金業法 第13条の2第1項
(過剰貸付け等の禁止)

貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合において、前条第一項の規定による調査により、当該貸付けの契約が個人過剰貸付契約その他顧客等の返済能力を超える貸付けの契約と認められるときは、当該貸付けの契約を締結してはならない。

引用:貸金業法 第13条の2第1項(過剰貸付け等の禁止)

ただし、総量規制の対象外のローンもあります。

例えば、住宅ローンやカーローンなども総量規制の対象ではありません。住宅ローンやカーローンは金額が高くなりますので、総量規制から外されていないとローンが組めないと言うことになってしまいます。

総量規制の対象にならないローンは以下のようなものがあります。

総量規制の対象ではないローン顧客に一方的に有利となる借り換えローン 借入残高を段階的に減少させるための借換え(おまとめローン) 自分や家族のため、緊急に必要な医療費を支払うための借入 社会通念上 緊急に必要と認められる借入(10万円以下3か月以内の返済などが要件) 配偶者と併せた年収3分の1以下の貸付(配偶者貸付制度※配偶者の同意が必要) 個人事業者の事業資金の借入(事業計画により返済能力を超えないことが条件) 新規事業のために個人事業主がおこなう借入 預金取り扱い金融機関からの融資を受けるまでの「つなぎ資金融資」(1ヶ月以内の返済であることが要件)

すべてのローンが総量規制の対象というわけではありませんが、カードローンやフリーローンは総量規制の対象になっているものも多いため、審査では「他の金融機関からの借入れ」も調べられます。

でも、どこからいくら借りているのは個人情報なのにどうして解るのでしょうか。

それは、信用情報機関の情報です。

信用情報機関CICなどの信用情報でブラックリストではないか

信用情報機関という言葉を聞いたことがあるという方もいらっしゃるでしょう。日本には今、3つの信用情報機関があります。

株式会社シー・アイ・シー(CIC)、日本信用情報機構(JICC)、全国銀行個人信用情報センター(JBA)です。もちろんどの信用情報機関も怪しいものではありません。

株式会社シー・アイ・シー(CIC)

会社名株式会社シー・アイ・シー(略称:CIC) Credit Information Center CORP.
所在地本社〒160-8375 東京都新宿区西新宿一丁目23-7 新宿ファーストウエスト15階
創立1984年9月27日
主な事業内容消費者信用取引に係る信用情報の収集・管理・提供・開示 会員業種 信販会社・百貨店・専門店会・流通系クレジット会社・銀行系クレジットカード会社・家電メーカー系クレジット会社・ 自動車メーカー系クレジット会社・リース会社・保険会社・保証会社・銀行・農協・労働金庫・消費者金融会社・携帯電話会社 など
指定信用情報機関割賦販売法第35条の3の36第1項の規定に基づく指定信用情報機関 (平成22・06・07商第5号) 貸金業法第41条の13第1項の規定に基づく指定信用情報機関 (金監第569号)

日本信用情報機構(JICC)

会社名株式会社日本信用情報機構 英語表記 : Japan Credit Information Reference Center Corp. (略称 : JICC)
所在地〒110-0014 東京都台東区北上野一丁目10番14号 住友不動産上野ビル5号館
創立1986年6月
主な事業内容信用情報の収集・登録・管理・提供並びに交流

全国銀行個人信用情報センター(JBA)

会社名一般社団法人全国銀行協会 [全銀協]
所在地〒100-8216 東京都千代田区丸の内1-3-1 TEL:03-3216-3761(代)フリーダイヤル 0120-540-558
主な事業内容消費者信用の円滑化等
登録期間取引情報 ローンやクレジットカード等の契約内容とその返済状況(入金の有無、延滞・代位弁済・強制回収手続等の事実を含む)の履歴 契約期間中および契約終了日(完済されていない場合は完済日)から5年を超えない期間

それぞれの信用情報機関によって、取り扱っている情報が異なるのですが、金融機関からの借り入れや申し込みの情報、そして、返済を滞納したり遅れたりした場合の情報も記載されています。

カードローンの審査ではこの信用情報を本人の許可を得て閲覧し、そして申し込みの情報を記入することになります。

こうした情報に事故情報が記載されている状態のことを「ブラックリスト」というのです。

ブラックリストというのは、3ヶ月以上の滞納や、自己破産・個人再生・任意整理などの法律的な借金救済制度の利用などをした場合に登録される情報のことです。

この情報が登録されている場合、カードローンの審査はまず通りません。

カードローンの審査が甘くない理由。スコアリングシステムと目視で審査を確認している

カードローンの審査が甘くない理由はスコアリングシステムと目視で審査をしているからです。

スコアリングや目視での確認は、ひとつひとつり情報を人がしっかりと確認して審査をしているということです。そして、銀行も消費者金融も独自の基準を持っていて、その基準に基づいた審査をしているのです。

カードローンは信用情報機関と独自の審査基準で照らし合わせている

カードローンは信用情報機関の情報を独自の基準で照らし合わせて審査をしていますが、いわゆるブラックリストの場合はまず審査は通りません。

もちろん、ブラックリストの一生モノではなく5年から10年で消えますので、過去に債務整理をしたことがあるという場合でも時間が経っていれば審査に通ることもあります。

内容JICCCIC
長期延滞延滞解消から5年延滞解消から5年
契約解除5年5年
自己破産5年~10年5年~10年
個人再生5年5年

長い場合で10年登録されているわけですので、債務整理からどのくらい経っているのかである程度推測はできます。また、自分の信用情報は手続きをすれば確認できますので、調べてみてもいいでしょう。

申し込み情報とクレジット情報で何を確認しているかの確認

カードローンは、申し込み情報と信用情報などで総合的な判断をしています。「返済能力はあるのか」「信用情報に問題はないのか」「クレジット情報はあるのか」といった情報を確認して審査をします。

もちろん、年収や勤続年数なども申し込み情報のなかでは重要な項目です。

株式会社シー・アイ・シー(CIC)消費者信用取引に係る信用情報の収集・管理・提供・開示 会員業種 信販会社・百貨店・専門店会・流通系クレジット会社・銀行系クレジットカード会社・家電メーカー系クレジット会社・ 自動車メーカー系クレジット会社・リース会社・保険会社・保証会社・銀行・農協・労働金庫・消費者金融会社・携帯電話会社 ・クレジット会社 ・百貨店 ・リース会社 ・保険会社 ・消費者金融会社 ・銀行 など
日本信用情報機構(JICC)信用情報の収集・登録・管理・提供並びに交流 ・消費者金融会社 ・銀行 ・流通系・メーカー系クレジット会社 ・保証会社 ・リース会社 など
全国銀行個人信用情報センター(JBA)取引情報 ローンやクレジットカード等の契約内容とその返済状況(入金の有無、延滞・代位弁済・強制回収手続等の事実を含む)の履歴 契約期間中および契約終了日(完済されていない場合は完済日)から5年を超えない期間 照会記録情報 会員がセンターを利用した日、ローンやクレジットカード等の申込み・契約の内容等 当該利用日から、本人開示の対象は1年を超えない期間、会員への提供は6か月を超えない期間 不渡情報 手形交換所の第1回目不渡、取引停止処分 第1回目不渡は当該発生日から6か月を超えない期間、取引停止処分は当該処分日から5年を超えない期間 官報情報 官報に公告された破産・民事再生手続開始決定等 当該決定日から10年を超えない期間 本人申告情報 本人確認資料の紛失・盗難、同姓同名別人の情報がセンターに登録されており自分と間違えられるおそれがある旨等のご本人からの申告内容 登録日から5年を超えない期間 貸付自粛情報 ご本人に浪費の習癖があることやギャンブル等依存症によりご本人やその家族の生活に支障を生じさせるおそれがあることから、自らを自粛対象者とする旨のご本人からの申告内容 申告日から5年を超えない期間・銀行 ・信用金庫 ・クレジット会社 など

信用情報機関の情報は、クレジット情報の中でもかなり重要なウェイトを締めていると考えられます。

申し込みの情報と信用情報を独自の基準で判断してカードローンは審査をしていますが、内容に関しては公開されていません。

過剰貸し付けの防止に取り組んでいるので貸付は簡単ではない

多重債務などが社会問題になっていて、過剰貸付けの防止に各消費者金融などが取り組んでいるため、簡単に貸付けを指定のが現状です。

カードローンの審査通過率を確認する

カードローンの審査の内容は公開されていませんが、審査通過率は公開されていますのでここを確認してみるのもオススメです。

カードの審査通過率が高い消費者金融を選ぶ

カードローンの審査が甘いわけではありませんが、確率という観点からみるなら「審査通過率が高いところ」に申し込みをするとい方法もあります。

アコム41.2%
プロミス35.8%
アイフル38.1%
レイクALSA33.8%

参考資料:【審査通過率が高い=審査が甘い?】カードローン各社が公表する審査通過率を徹底解説

カードローンの審査が甘いと公言しているところは危険!

カードローンの審査が「甘い」とか「審査なし」と公言しているところは実は危険なヤミ金や街金という可能性があります。違法な金利でお金を貸して乱暴な取り立てをする・・・そんな悪徳業者もいますので絶対に利用しないでください。

ヤミ金や街金の可能性があるので絶対に利用しない

審査をしないところや審査が甘いと公言しているカードローンなどは、危険なヤミ金や街金の可能性大です。

検挙率は上がっていますが、それでもまだまだヤミ金や街金はなくなっていません。

202120202019201820172016201520142013
件数人員件数人員件数人員件数人員件数人員件数人員件数人員件数人員件数人員
無登録・高金利事犯85167106197118191130207135236139257140267151258168337
ヤミ金融関連事犯417431486504521533588607608645389405302341271300173186
ヤミ金融事犯合計502598592701639724718814743881528662442608422558341523

参考資料:警視庁「ヤミ金事犯の検挙状況

一時期、ヤミ金や街金の問題が社会問題としてテレビなどで取り上げられたこともありました。

闇金は貸金登録業者番号が存在しない為、すぐにチェックしよう

闇金は貸金登録業者番号が存在しないやみの業者です。ですので、闇金かどうかまよったら「貸金登録業者番号」の確認をしましょう。

貸金登録業者番号が存在しない場合、そして、利息制限法以上の金利を提示してくる場合は、絶対にお金を借りてはいけません。

即日でカードローンの審査は通るか?

即日でカードローンの融資は可能なのでしょうか。急にお金を借りたいという時に対応してくれるカードローンもあります。

消費者金融なら最短60分で融資可能

即日融資を審査からスタートさせるなら消費者金融であれば、可能です。もちろん、諸条件はありますが、消費者金融は最短60分の融資にも対応しています。

金利(実質年率)借り入れ限度額審査にかかる時間融資の時間年齢制限インターネット申し込み即日融資に必要な条件
アコム3.00~18.00%1~800万円最短30分最短即日満20~69歳以下の人可能21時までに契約を完了している
フタバ14.959~19.945%1~50万円最短即日最短即日73歳以下の人可能平日16時までに審査を完了している
プロミス4.50~17.8%1~500万円最短30分最短即日満20~69歳以下の人可能平日14時までにインターネットで契約を完了している
アイフル3.00~18.0%1~800万円最短25分最短即日満20~69歳以下の人可能①インターネット申し込み、②21時までに申し込みを完了する、③インターネット申し込み後にフリーダイヤルにお電話する
セントラル4.8~18.0%1~300万円最短即日最短即日20歳以上の人可能①平日14時までに申し込みを完了する、②インターネット・無人契約機から申し込みをする
レイクALSA4.50~18.0%1~500万円最短15秒最短60分(インターネット申し込みのみ)満20~70歳の人可能①平日・土曜は21時、日曜は18時までに申し込みを完了する、②インターネットから申し込みをする
SMBCモビット3.00~18.0%1~800万円最短30分最短即日満20~69歳の人可能①24時間振込できる口座情報を登録する、②インターネットから申し込み後フリーダイヤルにお電話する
ベルーナノーティス4.50~18.0%1~300万円最短30分最短即日20~80歳の人可能インターネットから申し込みをする
au PAY スマートローン2.9~18.0%1~100万円最短30分最短即日満20~70歳の人可能インターネットから申し込みをする
三井住友カード カードローン1.5~15.0%、1.5~14.4%(振込)900万円以下最短即日最短即日満20~69歳の人可能①年収証明書のアップロードが完了する、②オンライン口座振替設定を完了する、③キャッシング契約内容を確認し保存する

銀行系カードローンは即日融資には対応してない。どんなに早くても最短1営業日

銀行系カードローンは即日融資には対応していません。

目安としては、口座を持っている場合は最短2~4日。口座を持っていない場合は最短2~4日、ネット銀行の場合は最短2~4日はかかります。

口座を持っていてインターネットで申し込みをして最短で審査が通ったとしてもどんなに早くても1営業日はかかります。

カードローン審査の良くある質問

質問1.審査が甘いカードローンはどこですか?審査って何をしているんですか?

回答1.審査があまいカードローンはありません。消費者金融も銀行も必ず審査をしなければならず、過剰貸付けにならないように総量規制や返済能力の審査を必ずしなければならならいルールとなっています。審査では、申し込み情報と信用情報を確認して、各金融機関が独自の基準で調査をして審査をしています。かかる時間は消費者金融だと最短30分、銀行系カードローンは2~3営業日程度ですが、審査が早いからといっていい加減で甘い審査をしているというわけではありません。ブラックリスト入りしている場合や総量規制を超える場合は審査落ちしてしまいます。

質問2.無審査でお金を貸してくれるという業者がありました。

回答2.無審査でお金を貸してくれる業者というのは合法的ではない、ヤミ金や街金の可能性が高いので利用しないようにしましょう。ヤミ金や街金は違法な高金利で貸付けをして乱暴な取り立てをしてくることもありますし、反社会勢力との関係している可能性もあって非常に危険です。絶対にかかわってはいけません。

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